設備仕様
基礎
地盤面から最深約30.0mの深さまで13本の場所打ちコンクリート杭を構築し、先端の地盤によって建物を支えています。
フルフラット設計
廊下から居室、洗面室や浴室への出入り口にも床段差を無くしたフルフラット設計。安全に暮らせる住まいを目指しました。
※玄関及びバルコニー、ルーフバルコニー、の段差は除きます。
住宅性能評価書
マンションの性能を第三者機関の目を通して客観的に確認できる住宅性能表示制度を導入しています。本件では「設計住宅性能評価書」を取得。また、竣工時には「建設住宅性能評価書」を取得。
ボイドスラブ工法
床を約250mm〜約300mmのボイドスラブによって支える工法です。在来工法に比べて小梁が無く、より広々とした空間を実現します。
※水廻りの一部は、在来スラブt=約160mm・約185mmになります。
溶接閉鎖型せん断補強筋
住棟本体の柱の主筋を取り巻く外周帯筋には、溶接閉鎖型せん断補強筋を採用。地震の揺れや建物のねじれに粘り強い構造をつくります。
※一部除く。
コンクリートのかぶり厚
住棟本体の鉄筋を包むコンクリートのかぶり厚を、建築基準法に定められた数値より約10mm厚く設定。鉄筋の錆びを抑制し、コンクリートの破損を防ぎます。
※かぶり厚は、施工上若干数値が変わる場合があります。
※一部除く。
ダブル配筋
住棟本体の外壁と戸境壁のコンクリートの中には、鉄筋を縦・横2列に組み上げるダブル配筋を採用しました。1列のシングル配筋と比べて、高い強度と耐久性を実現します。
※バルコニー手摺等一部除く。
二重床・二重天井
コンクリートスラブ上にクッションゴム付きの支持脚を設けて、床仕上げを施す構造で、軽量床衝撃音低減性能LL40相当を採用。天井は二重天井を採用しメンテナンスやリフォームにも対応し易くなっています。
対震枠の玄関ドア
玄関ドアの枠と扉の間に隙間を設けることで、地震の揺れが引き起こすドア枠の歪みにより、扉が開かなくなる事態を軽減する対震枠付の玄関ドアを採用しています。
外壁・戸境壁
外壁厚は約150mm〜200mm、住戸間戸境壁の鉄筋コンクリート厚も約180mm〜200mmに設定しています。
※一部除く。
複層ガラス(一部Low-Eガラス)
フロート板ガラスと同等の透過性能をもちながらも、断熱性能は約2倍。開口部から逃げる熱を抑えて暖房負荷を軽減します。